VISIONを実現するために、 クリエイティブチームが取り組まなくてはいけない事

ゼロイチで、主にクリエイティブを担当するチームでプロデューサーをしているMです。

私たちゼロイチは、「〜Symbiotic Growth〜 共存共栄をテクノロジーで実現する」を
会社のVISIONとして掲げています。

今回は、このVISIONを実現するために、
クリエイティブチームが取り組まなくてはいけない事を、考えてみたいと思います。

その前に、「共存共栄」という言葉の意味を調べてみました。

何となく、字面で意味はわかりますが…

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きょうぞん-きょうえい【共存共栄】

二つ以上のものが互いに敵対することなく助け合って生存し、ともに栄えること。

出典:三省堂 新明解四字熟語辞典

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という意味だそうです。

「共に助け合い、共に栄える」未来、素晴らしいですよね。

では、そんな素敵な未来を実現するために、
私たちのチームができる事って、どんなことなんでしょうか?

冒頭でもお話しさせていただきましたが、
私はクリエイティブのチームに属しております。

サイトの目的やニーズから、要件を整理してサイト全体の構造設計を行い、
デザインまで落とし込むことが、このチームのメンバーの大きな役割です。

そんな私たちが、今後、積極的に取り組んでいかなければならないのが、
「ウェブアクセシビリティ」という考え方です。

すでに、数年前より取り組んでいる企業や自治体なども目にしますが、
昨今、より多様性が重要視するようになり、目や耳にすることも多くなったかと思います。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、改めて、定義を確認いたします。
ウェブアクセシビリティ基盤委員会のサイトによりますと…

「一般にアクセシビリティとは、アクセスのしやすさを意味します。似た意味をもつ言葉にユーザビリティがありますが、アクセシビリティはユーザビリティより幅広い利用状況、多様な利用者を前提とします。」

「 ウェブのアクセシビリティを言い表す言葉がウェブアクセシビリティです。ウェブコンテンツ、より具体的にはウェブページにある情報や機能の利用しやすさを意味します。」

出典:「ウェブアクセシビリティ基盤委員会」(https://waic.jp/knowledge/accessibility/)

となっております。

シンプルでわかりやすい説明ですが、さらに、私なりに極々シンプルに意訳すると…

「様々属性の人々にとってわかりやすく使いやすい情報設計やデザインが、正しいウェブコンテンツの条件である」という感じでしょうか。

簡単にしてしまうと、シンプルで当たり前のように聞こえますし、

「そんな当たり前のこと、前から取り組んでいるよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ことはそう単純ではありません。

前述のウェブアクセシビリティ基盤委員会は、
ウェブアクセシビリティの品質の拠り所となる国内規格(JIS X 8341-3)の利用プロセスについて、

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1:ウェブアクセシビリティ方針の策定と公開

2:アクセシブルなウェブコンテンツの制作

3:試験の実施と結果の公開

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という一連のプロセスを、

「一巡したら終わりではなく、Webサイトを公開し続ける限り、継続的に取り組んでいく必要がある」と
言っています。

出典:「ウェブアクセシビリティ基盤委員会」(https://waic.jp/knowledge/accessibility/)

私たちのチームも、それぞれのメンバーが個々に勉強を始めたり、
会社としても、本格的な実装に向けて準備を始めております。

様々な人々にとって利用しやすいサービスやコンテンツを作ること、
それは、「テクノロジーによって共存共栄する」ことの基本だと思います。

VISION実現のためにも、取り組みのスピードを上げていかなくてはなりません。